入江泰吉旧居 [大和路百景]
入江泰吉旧居の様子をもう少し・・・。写真は内覧会のときなどに撮ったもの。
この家はもともと東大寺か興福寺の塔頭寺院にあった建物を移築したと伝わっています。現在は奈良公園から流れてくる吉城川沿いの斜面に面しており、県庁所在地の住宅街の中にあるとは思えないほど眺めのいい佇まい。
書斎や応接室などは可能な限り入江泰吉の蔵書を往時のまま展示しています。
入江泰吉の作品のファンの方は勿論、一つの日本家屋としても見る価値があります。
一枚目の写真は、入江泰吉が一日の大半を過ごした書斎とサンルーム。
入江作品には夕暮れ時の写真が多いのですが、一説にはこの部屋に深夜まで籠っていたため朝が遅く、夕方の撮影が多かったとか・・・。